名盤の音源探求

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音源を探求していくうえで理想的な再生環境とは

原音を忠実に再現するオーディオ

私はかねてからオーディオが好きで、四半世紀にわたって「原音を忠実に再現できる」オーディオの選択について試行錯誤してきました。オーディオの魅力に取りつかれるとその「美音」に惹かれてしまいます。一方で、私は定期的にホールで生のフルオーケストラの公演を聴きに行き、自宅に戻ってからすぐに同じ楽曲、同じオーケーストラ、可能な限り最新の録音で、ホールで聴いた音と自宅オーディオの音を聴き比べてみます。ホールで音楽を聴くときは場所によって大きく印象が異なる為、注意が必要です。本来は指揮台から音を聴いてみたい(笑)と思ってしまうのですが、それは叶うはずがなく、比較的前方の中央ブロックの場所を選ぶことにしています。この、リアルの音、オーディオの音の比較を繰り返しながら、原音を忠実に再現するオーディオシステムの構築を試行錯誤しながらシステムを入れ替え、現在の環境にたどり着きました。このアプローチはオーディオ選びのひとつの考え方であり「唯一の正解」というわけではありません。オーディオの世界は多様性に富んでおり、単純ではありません。あくまでも「原音を忠実に再現するオーディオ」を選ぶためのご参考にしていただけたら、と思います。

2020年現在のシステム構成は、スピーカーB&W802D3、プリアンプ、パワーアンプはAcccuphaseのC-2850、A-75、DACはEsoteric N-01XD となっています。ここではオーディオの機器について詳しく解説はいたしませんが、できるだけファイル再生、ディスク再生ともに同じDACを使い、音源比較しやすい環境となっていると思います。

また、最近流行しているポータブルオーディオ+高性能イヤホンorヘッドフォンのを利用することもよい音を高いコストパフォーマンスで得る手段として有効だと思います。ただし、SACD再生に関してはどうしてもディスクプレーヤーが必要となる点が唯一の難点となってしまいますが、近い将来はDSD音源ファイルの普及も期待できると思います。

以上の前提において、今後名盤のご紹介と音源探求を進めていきたいと思いますので引き続きご期待をいただきますようよろしくお願いいたします。